幼児用シチュールーの定番「シチューの王子さま」。これをホットクックで作ろうと思った時、パッケージ裏の分量通りに作ると失敗しやすいので注意が必要だ。

私が実際に試行錯誤して見つけた、シャビシャビにならない最適な分量と、焦げ付かない手順を紹介する。


パッケージ通りの「グラム表記」は分かりにくい

パッケージには「お肉20g、玉ねぎ30g…」とグラムで書かれているが、調理のたびに計量するのは手間がかかる。また、規定量だと野菜がほんの少ししか使えず、半端に余ってしまう。

ホットクックは野菜の甘みを引き出して柔らかく煮込むのが得意なので、思い切って野菜を多めに入れるのがおすすめだ。分かりやすい分量の目安は以下の通り。

おすすめの分量(ルー2袋分 / 幼児用4皿分)

  • シチューの王子さま(顆粒):2袋(30g)
  • お肉(鶏肉や豚肉など):大人の唐揚げ1〜2個分くらい
  • 玉ねぎ:中 1/4個
  • にんじん:中 1/4本
  • じゃがいも:中 1/2個
  • 200ml(※ここが最大のポイント!)

失敗の原因は「水分量」

パッケージの規定量は「水400ml」だが、ホットクックは密閉性が高く水分が蒸発しにくい。さらに、多めに入れた野菜からも水分が出るため、規定量で作ると完全にシャビシャビになってしまう。

とろみのあるシチューに仕上げるためには、水を半分の 200ml まで減らすのが正解だ。


ホットクックでの作り方とリカバリー方法

フライパンや小鍋で作る時の「油で炒める」工程は省略して問題ない。

1. 下ごしらえ

お肉と野菜を、幼児が食べやすい小さなサイズに切る。

2. 内鍋にセットしてルーを溶かす(重要)

内鍋に切った具材、水(200ml)、そして「シチューの王子さま」を2袋すべて入れる。
スタートする前に、必ずお玉などで底からぐるぐるとかき混ぜて、ルーをできるだけ水に溶かしておくこと。顆粒が底に固まったままだと、焦げ付きの原因になってしまう。

3. 加熱する

まぜ技ユニットを本体にセットし、以下の設定でスタートする。

「手動で作る」→「スープを作る(まぜる)」→「15分」

4. 様子を見て仕上げる

今回は幼児用に具材をかなり小さく切っているため、15分きっちり加熱しなくても火が通る。10〜12分ほど経ったところで一度ストップしてフタを開け、具材の柔らかさととろみ具合を確認すると安心だ。

万が一、シャビシャビになってしまったら?

もし水分が多くてシャビシャビになってしまった場合も、焦らなくて大丈夫だ。
フタを開けたまま「手動で作る」→「煮詰める」→「5〜10分」で加熱しながら様子を見れば、水分が飛んでしっかりとろみがつく。

逆に、出来上がりがドロドロしすぎている場合は、最後にお湯を大さじ1〜2杯足して混ぜればすぐに調整できる。「少なめの水で完成させて、濃ければお湯を足す」ほうが、煮詰めるよりも圧倒的にリカバリーが早い。

ホットクックを使って幼児食の準備を少しでもラクにしたい人は、この分量と手順で試してみてほしい。