今回は、ちょっとしたハプニングがきっかけで生まれたレシピです。
冷蔵庫のコンセントがいつの間にか抜けてしまっていて、冷凍していた鶏ひき肉800gが完全に解凍された状態で発見されました。しばらく経ってしまっていたので安全面が不安で、急遽その日のうちに全部調理することに。「とにかく全部ハンバーグにしてしまおう」と思ったのですが、妻から「鶏肉のハンバーグってパサパサして硬くなりやすいから、つくねの方がいいんじゃない?」と的確なアドバイスをもらいました。
たしかに、鶏ひき肉は脂身が少ないので、パン粉をつなぎにするハンバーグだと水分が逃げて硬くなりがちです。一方、つなぎに片栗粉を使うつくねなら、お肉の水分や旨味がコーティングされてフワフワの食感になります。
今回は大葉などの香草はあえて入れず、プレーンなつくねをたっぷり作りました。
材料(約20個分)
包丁で玉ねぎを刻む手間を省くため、市販の冷凍みじん切り玉ねぎを活用するのが俺のおすすめポイントです。
- 鶏ひき肉:800g
- 冷凍みじん切り玉ねぎ:300〜400g(たっぷり入れるとふんわりします)
- 卵:2個
- 片栗粉:大さじ6〜8(柔らかさの秘訣)
- マヨネーズ:大さじ3(油分を補ってパサつきを防ぎます)
- 酒:大さじ2
- 塩こしょう:少々
- 鶏ガラスープの素:小さじ2
- サラダ油:適量(焼く用)
- 水(または酒):大さじ6(蒸し焼き用・2回に分けて使います)
作り方
量がとても多いので、一般的なサイズのフライパンなら2回に分けて焼くのがコツです。
1. 玉ねぎの水分を飛ばす 冷凍みじん切り玉ねぎは、そのまま混ぜるとタネが水っぽくなってしまいます。耐熱皿に広げ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で3〜4分加熱し、粗熱をしっかり取っておきます。
2. タネをしっかりこねる 大きめのボウルに、粗熱をとった玉ねぎと、鶏ひき肉、卵、片栗粉、マヨネーズ、酒、塩こしょう、鶏ガラスープの素をすべて投入します。手で粘りが出て、全体が少し白っぽくまとまるまでしっかりとこね合わせます。
3. 食べやすい大きさに成形する 手に少量のサラダ油(分量外)を塗っておくと、お肉がくっつきにくく作業がスムーズです。タネをすくい、小判型や丸型など、食べやすい大きさに成形します。
4. フライパンで焼く(第1陣) フライパンにサラダ油(大さじ1程度)をひいて中火で熱し、成形したつくねの半量を並べます。2〜3分ほど焼き、底面にこんがりと焼き色がついたら裏返します。
5. 蒸し焼きにしてふっくら仕上げる 裏返したら、フライパンの端から水(または酒)を大さじ3杯回し入れ、すぐにフタをします。火加減を弱めの中火に落とし、そのまま5〜6分蒸し焼きに。この工程のおかげで、中までふっくらジューシーに仕上がります。
6. 第2陣を焼く つくねの中央を軽く押してしっかりとした弾力があれば、中まで火が通っている証拠です。一度お皿に取り出し、フライパンの汚れをサッと拭き取ってから、残りの半量も同じように焼き上げます。
食べてみた感想
ハプニングから始まった料理でしたが、出来上がりは予想以上でした。鶏ガラスープの素とマヨネーズのおかげで味がしっかりついていて、何もつけなくてもそのまま美味しい。さらにおろしポン酢をかけると、さっぱりした酸味と旨みが合わさって絶品でした。これが一番のおすすめの食べ方です。
多めに作って冷凍しておけば、平日の夕飯やお弁当のおかずとしても使えます。鶏ひき肉の消費に困った時、ぜひ試してみてください。